凱旋企画

  • メンバーの出身市町村、または程近い明らかに馴染みがあるとわかる市町村での公演の場合

(たいていは最初の)MCで「ただいま!」とメンバーから言ってくるので、一斉に「おかえり!」と返す。
アンコールはそのメンバーの名前コール。





  • 都道府県は同じでも、出身の市町村から離れている場合

上記のようになるかはその時々、というよりその土地によります。
土地感覚とでも言うのでしょうか、これはその土地により千差万別のようで、県内だから凱旋・県が違うから凱旋じゃない等の一般化は出来ません。
同じ都道府県内に公演を行えそうな市町村が他に無い、あるいはその場所以外では滅多にやらない場合は、凱旋になるかもしれません。(例:北海道、新潟県など)


そうでない場合は、やっぱりその時々によるとしか言えません。
ファンサイドによる線引きが不可能なため、メンバーからのアプローチが当日あるかないかに左右されるでしょう。
よって、結果的に「おかえり」という雰囲気になるかもしれないとしても、事前に企画を立ててまですべきではないと言えるのではないでしょうか。


また、都道府県境を跨いだ場所での公演でも、そのメンバーにとって馴染みのあるところの場合は凱旋になったりもします。
いずれにせよ、最も手っ取り早く且つ確実にその土地のことを知る方法は、その土地在住の人に意見を聞くことでしょう。このサイトも多少参考になるかもしれません。ご当地の噂 日本 - Chakuwiki
全国主要52都市については、周辺自治体との関係性の深さについてリンク先の資料がある程度の指標となるでしょう。統計局ホームページ/平成17年国勢調査 日本統計地図 大都市への通勤・通学人口図



準凱旋・プチ凱旋などと称して隣接都道府県で企画を行った例がありますが、メンバー本人がその土地についてどう感じるのかもわからないのに近いからと言う理由だけで企画を行うのは、その土地を軽んじていることにならないでしょうか。
ひいては応援し祝福したい対象であるはずのメンバー本人のことも軽んじていると言えないでしょうか。



例:モーニング娘。コンサートツアー2006春〜レインボーセブン〜九州厚生年金会館公演の場合


九州厚生年金会館は福岡県北九州市にあります。
福岡出身の田中れいなさん*1の凱旋で間違いないだろうと思う人も多いかもしれませんが、北九州市というのは福岡市民はほとんど行かないしあまり馴染みのないところです。
しかし山口県民はもっとも身近な大都市である北九州市にはそれなりに行くので、馴染みがあるところだったりするのです。
道重さゆみさん*2もそうでした。
位置的にも、北九州市は福岡市と宇部市の中間あたりです。
そこで「アンコールでれいな・さゆみコールをしよう」という呼びかけが一部で行なわれましたが、実際の公演ではだんだんれいなコールに統一されてしまったようです。
積極的に動いていれば、れいな・さゆみコールになったのかもしれません。

  • 首都圏(特に東京都)出身メンバーの出身地の場合

大きな反発が予想されます。理由としては、
・出身地と言うよりも在住だろうから、凱旋とは言い難い
・DVD収録にかぶるおそれがある(たとえ主催者がDVD収録にかぶっても問題無いと判断しても)
などが考えられます。

*1:福岡県福岡市出身

*2:山口県宇部市出身